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活動30年を超えた乳がんキャンペーン

関連情報

30年以上にわたり、エスティ ローダー カンパニーズは乳がんキャンペーン(以下、「キャンペーン」という)により、乳がんへの意識を高めるとともに、その研究に資金を提供し、乳がん患者を支援する取り組みを主導してきました。故エヴリン H. ローダーにより1992年に設立された本キャンペーンは、ピンクのリボンをシンボルに、乳がんのない世界の実現を目指すグローバルな運動へと発展しました。

グローバルなコラボレーション

世界で60以上の組織をサポートするこのキャンペーンは、地域社会の多様なニーズに合わせて真の変化を後押ししています。

  • 当社は、乳がん治療に関する人権を推進するブラジル市民社会組織「Américas Amigas」とのパートナーシップを通じて、医療従事者に医療機器と乳がん診断用トレーニングを提供し、医療へのアクセスが限られている人々がマンモグラフィと超音波検査を受けられるように支援しています。
  • 中国では、2023年度に乳がん治療を必要とする女性に金銭的支援を提供したほか、北京、上海、成都の病院で無料の乳房の健康に関する無料カウンセリングを実施した、中国婦女発展基金会を支援しています。
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社長兼最高経営責任者 ファブリツィオ フリーダ、乳がんキャンペーン スポークスモデル エリザベス ハーレー、会長 ウィリアム P. ローダー

  • 中東では、当社は、UAEおよびその周辺地域で乳がんの早期発見と乳がん疫学の治療・研究支援を促進する「ブレスト フレンズ(Brest Friends)」と提携し、乳がんの早期発見の重要性に対する認識の向上、治療による患者のサポート促進、乳がん研究への資金提供に取り組んでいる「アル ジャリラ財団(Al Jalila Foundation)」を引き続き支援していきます。
  • 南アフリカでは、がんサポートやがん患者ウェルネスに関するサービスを提供する「ファラジャ がんサポート トラスト(Faraja Cancer Support Trust)」と提携して、女性のマンモグラフィの普及と団体への新しい設備の購入に資金を投じていきます。
  • 英国では、ロンドン初の乳がんサポートセンターとして治療の感情面および身体面への副作用に対応するための無料サービスを提供する「フューチャー ドリームズ ハウス(Future Dreams House)」への継続的支援に尽力していきます。

影響力のある資金調達

乳がんキャンペーンとエスティ ローダー カンパニーズ慈善事業財団(ELCCF)は、命を救うための世界的な研究、教育、医療サービスに対し、1億3,100万ドル以上の資金を提供しており、このうち、8,600万ドルを超える資金が乳がん研究基金(BCRF)®を通じて研究支援に活用されています。BCRFは本キャンペーンにおけるリーディングパートナーで、乳がんを根絶するための世界で最も有望な研究を支援しています。

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2023年度のキャンペーン30周年を記念し、ELCCFは乳がんにおける格差を低減させ、治療効果を高めるというキャンペーン目標の達成を図る研究イニシアチブに資金を提供するため、乳がん研究財団に5年間で1,500万ドル(約22億4,280万円)を寄付することを約束しました。黒人女性の乳がんに関する健康、併存疾患、生物学の社会的決定因子が関与し合うこの包括的な研究は、世界中の乳がんに関する格差に大きな影響を与える可能性を秘めています。

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ブランド サポート

当社のアイコニックなビューティブランド18社が、製品販売と世界的な研究、教育、医療サービスへのアクセスを支援する寄付を通じてキャンペーンに参加しました。

乳がんキャンペーンの記念日を祝うことは、私たちが成し遂げてた進歩を振り返るよい機会です。しかし、まだ課題は残されています。乳がんのない世界の創造を目指すエスティ ローダー カンパニーズのコミットメントが揺らぐことはありません。

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