United States
社会的投資
社会的投資
ポジティブなインパクトをもたらす
グローバル企業である当社には、従業員、お客様、パートナーにとって重要な社会的影響のある活動に有意義に関与する機会が数多くあります。私たちが製品を製造、調達、販売する場所では、 「健康」「教育」「環境」の3つの柱を中心とした課題に取り組むためにリソースを費やしています。私たちは、会社、ブランド、そしてエスティ ローダー カンパニーズ 慈善事業財団(ELCCF)を通じて、金銭、製品、マッチング、そして物品の寄付を行なっています。
当社は、特に米国での事業を通して、人種的および社会的正義を推進する外部組織および非営利団体を有意義に支援する取り組みを加速させてきました。2020年には、NAACP Legal Defense and Educational Fund, Inc.、Equal Justice Initiative、The Young Women's Leadership Schoolsなどのグループに対して3年間で合計1,000万ドルの資金提供をすることを約束しました。2023年度には、この目標を上回る資金を提供し、格差是正に取り組む組織への投資を続けました。
健康
エスティ ローダー グループの乳がんキャンペーン
#TimeToEndBreastCancer
ミッション:
エスティ ローダー グループの乳がんキャンペーンにおけるミッションは、乳がんのない世界を創ることです。
スナップショット:
乳がんキャンペーンは、エスティ ローダー グループ最大の社会貢献活動です。乳がんキャンペーンとエスティ ローダー カンパニーズ慈善事業財団は、命を救うための世界的な研究、教育、医療サービスに対し、1億3,100万ドル以上の資金を提供しています。
- 乳がん研究基金(BCRF)を通じて、医療研究助成金として1億300万ドル以上の資金が提供されました
- 世界中で60以上の組織を支援しています
キャンペーンについて:
エスティ ローダー カンパニーズの乳がんキャンペーンは、世界の人々に連帯を促し、乳がんのない世界を創るための意識向上を図る活動です。世界中の消費者、従業員、パートナーとの行動を通じて、このキャンペーンはグローバルな研究、教育、医療サービスを支援しています。
故エヴリン H. ローダーにより1992年に設立された乳がんキャンペーンは、ピンクのリボンをシンボルに、エスティ ローダー グループ内でも最大の社会貢献プログラムとして、世界中で活動を行っています。
キャンペーンについて詳しくはこちらをご覧ください。
M.A.Cビバ グラム
ミッション:
年齢、人種、性別を問わず、すべての人々の健康と権利をサポートすること。
概要
M·A·Cは1994年、HIV/エイズへの意識を高め、資金を募るためにリップスティックシリーズのビバ グラムを創り出しました。ビバ グラム製品の売り上げは全額、年齢、人種、性別を問わず、すべての人々の健康と権利をサポートする団体に寄付されます。
M·A·Cビバ グラムは、 1994年にスタートして以来、M·A·Cビバ グラム リップスティックの売上を通じて5億ドル以上を寄付してきました。M·A·Cエイズ基金から改名したM·A·Cビバ グラム基金は、HIV/エイズと共に生きる人々への長期的な支援活動を継続しながら、女性、少女、LGBTQIA+コミュニティの健康で安心な未来と平等な権利にフォーカスしています。M·A·Cビバ グラム製品の売上は、今日まで世界中の1,800を超える機関に資金を提供してきました。
M·A·C従業員は、製品の販売と当社のボランティアプログラムを通して世界各地の M∙A∙C義援金対象機関でボランティアすることで、ビバ グラムのミッションを支援しています。
100%還元する口紅、M·A·Cビバ グラムについて、詳しくはこちらをご覧ください。
ジョー マローン ロンドン
ミッション:
次のとおり、精神衛生に取り組んできました。ジョー マローン ロンドンとユニセフは連携し、子どもたちのメンタルヘルスをサポートしています。
概要:
ジョー マローン ロンドンは、10年以上にわたり、メンタルヘルスの向上に貢献し、意識を高め、クリエイティブな慈善活動を通じてサポートを提供してきました。
ジョー マローン ロンドンは、広範な慈善活動の一環として 2022 年にユニセフとのパートナーシップを開始し、2023年以降は世界有数の児童団体であるユニセフとグローバル慈善パートナーとして連携しています。ユニセフは190か国以上で、極めて困難な状況にある子どもたちや若者たちに支援できるよう取り組んでいます。メンタルヘルスと心理社会的支援プログラムを通して、世界中で4,700 万人以上の子供たちとその保護者の方々が支援を受けています。
ジョー マローン ロンドンは現在までに、メンタルヘルス関連の慈善団体に300万ポンド以上の寄付を行っています。
2022年、ジョー マローン ロンドンはメンタルヘルス基金を立ち上げました。この基金は、ユニセフとの献身的なプロジェクトを通じて、メンタルヘルスにより影響を受ける個人やご家族を支援しています。ジョー マローン ロンドンは、テーマ別基金を通じてユニセフの活動を支援することで、慈善団体のメンタルヘルスプログラムを支援し、世界中の子ども、青少年、保護者の方々のメンタルヘルスとウェルビーイングの保護・促進に貢献しています。この基金は、各国の国内プログラムから国家的および国際的な権利擁護活動に至るユニセフのさまざまな活動を支援します。こうした活動の1つに、親や保護者に子供のウェルビーイングをサポートするための自信とスキルを与えることを目的としたユニセフのケアリング フォー ケアギバー イニシアチブがあります。このイニシアチブでは、社会的・感情的な学習を可能にし、ウェルビーイングを促進するプログラムを学校に導入し、EQUIPプログラムを通じて質の高いメンタルヘルス担当チームを構築できるようトレーニングを強化するだけではなく、「I Support My Friends」トレーニング プログラムを通じて、人道的観点から仲間として寄り添い心理的応急処置を提供できる若者を支援しています。
ジョー マローン ロンドンは、2023年から2025年にかけて、チャリティー キャンドル コレクションを販売するだけではなく、お客様がお支払い時に寄付ができるようにしたり、従業員に寄付の機会を提供したりすることにより、ユニセフの活動のために350万ドルを募金できるよう注力しています。
教育
次世代のリーダーのための基金(ELEL基金)の 設立
ミッション:
リーダーシップを再定義する次世代リーダーの育成
概要:
次世代のリーダーのための基金(ELEL基金)の使命は、次世代リーダーをサポートし、未だ根強いリーダーシップに対する性別の固定概念に挑み、リーダーシップを再定義することです。当基金の取組みは以下の3つの柱に焦点を当てています。
- 実体験型リーダーシップ体験:職業を問わず、女性がリーダーとしての自覚を持てるようにすること
- メンターシップとコミュニティの形成:女性の成長を支えるコミュニティを育成すること
- 啓発活動 :リーダーシップに関する先入観を変え、リーダーであることの意味を問い直すよう促すこと
エスティ ローダー カンパニーズ慈善事業財団の少女教育プログラム「Girls' Education Initiative」
目標 :
特に思春期から20代前半の若い女性が質の高い教育にアクセスできるように支援し、彼女たち自身および地域社会に永続的な変化をもたらすために必要なスキルが身につけられるようにすると同時に、女性のリーダー育成のために必要な支援を提供すること。
少女の教育を支援する理由:
少女の教育によって波及効果が生まれ、地域社会全体に良い影響がもたらされます。教育を受けた女性の方が健康的である傾向があり、正規の労働市場により参加し、より多くの収入を得て、経済成長に寄与していることがますます明らかになっています。少女と女性への教育により、何世代にもわたって健康と教育の達成度を高めることができます。それでもまだ、格差は残っています。12019年時点で 、中等学校教育への進学率におけるジェンダー比率が達成された国々はわずか50%で、高等等学校教育への進学率ではわずか25%でした。2 さらに、紛争や災害によりジェンダー間の格差が悪化しており、紛争の影響下にある国々で少女が通学できない割合は、他の地域の少女に比べて、2.5倍も上回っています。3
概要:
この世界的なニーズに対応するため、エスティ ローダー カンパニーズ慈善事業財団 (ELCCF) は2016年会計年度に、 13か国以上で教育プログラムを支援する企業資金とリソースを提供するプログラムを立ち上げました。ELCCFの「Girls’ Education Initiative」は現在、若い女性が質の高い教育にアクセスできるように支援する組織を支援し、彼女たち自身および地域社会に永続的な変化をもたらすために必要なスキルが身につけられるようにすると同時に、女性のリーダー育成のために必要な支援を提供しています。
このイニシアチブは、包括的なアプローチを取り、教育だけに限らず、健康、カウンセリング、指導、課外活動、社会・家族支援、ライフスキルトレーニング、起業家スキル養成、メンターシップに重点を置いたグループを支援しています。このような支援の中には、サービスが行き届いていないコミュニティや危険にさらされている人々に重点を置いているものもあります。このプログラムでは、社会的基準を変え、少女たちが平等な成果を達成するには、少年たちにも働きかける必要があることを認識し、少女たちと共に少年たちにも手を差しのべることを目指しています。
当社は、若い女性たちが可能性を最大限に引き出すのに必要なライフスキルとリーダーシップスキルを提供するため、少女の教育のためのELCCFのイニシアチブを長期にわたって拡大し深めることに引き続き取り組んでいます。
1 No Ceilings: The Full Participation Report
2 UNESCO, Global Education Monitoring Report 2019, Building Bridges for Gender Equality
3 UNICEF, Education in Emergencies
ボビイ ブラウン コスメティクス プリティー パワフル基金
ミッション:
教育を通して女性や少女をエンパワーメントすること。
概要:
ボビイ ブラウンは、約20年にわたり、メイクアップの枠組みを超えて、女性のエンパワーメントに力を注いできました。教育を通したジェンダー平等の達成のために活動している非営利団体と提携することにより、プリティー パワフル基金は世界中で新たな可能性の創出を支援し続けています。
ボビイ ブラウン コスメティクス プリティー パワフル基金について、さらに詳しくはこちらをご覧ください。
環境
アヴェダのアースデー月間キャンペーン
ミッション:
アヴェダの使命は、創り出す製品から社会への還元方法に至るまで、すべての側面において、私たちが住む世界を大切にすることです。アヴェダでは、ビューティ業界にとどまらず、世界中に環境リーダーシップおよび責任ある行動の模範を示せるよう取り組んでいます。
概要:
使命を達成する一環としてアヴェダでは毎年、アースデー月間キャンペーンを実施しています。
1999年以来、毎年4月には、アヴェダの従業員、アヴェダ専用サロンおよびスパ、研究所およびエクスペリエンスセンター、そしてアヴェダのお客様が団結し、世界中で清潔な水を提供し、地域の清潔な水資源を保護するための募金活動を行っています。全員の協力によって、当社のグローバルパートナーである慈善団体charity: waterを含む数百の非営利パートナーのために、7,100万ドルを超える資金を これまで集めてきました。集まった募金は、150万人以上の人々に清潔で安全な水を提供し、私たちが働き、住むコミュニティにある何千もの水路を保護するなどの目的で活用されています。
アースデー月間では、限定版製品の販売やプロモーション製品の販売と、アポイントメンツ フォー クリーンウォーターやウォーク フォー ウォーターなどの資金調達イベントという2つの方法により、 アヴェダは募金活動を行っています。
アヴェダのアースデー月間キャンペーンについて、さらに詳しくはこちらをご覧ください。
オリジンズのGreen The Planet™
ミッション:
1990年の創業以来、私たちは人々と地球を尊重することを指針として事業を運営してきました。その一環として当社は10年以上にわたり、世界中の各種非営利団体と提携し、再森林プロジェクトを支援し、気候変動との戦いを支援するために植樹活動に従事しています。
オリジンズのGreen The Planet TM基金を設立し、長年のグローバル非営利パートナーであるOne Tree Plantedからサポートを得て、私たちは、生態系を回復することで地域社会に利益をもたらす植樹活動を通じて、一本ずつ大切に木を植えるという取り組みを進めています。同時に、現在と将来の世代の生活を実質的に向上させる環境団体の活動を支援しています。
概要:
2023年、オリジンズのGreen The Plant TM基金は、米国の主要24都市で影響の大きい植樹プロジェクト27で構成されるOne Tree Plantedに資金提供しました。これにより、2022年と比較し、オリジンズの植樹活動規模は約2倍に拡大されました。オリジンズはまた、アジアおよびヨーロッパ(マレーシア、タイ、イスラエル、ドイツなどの主要市場を含む)の国際的な都市部での植樹および樹木ケア プロジェクトにも参加し、都市部での植樹活動への影響を世界中でさらに拡大する取り組みを進めています。
Green The PlanetTM はパートナーと協力し、2009年以来230万本以上の木を植え、ケアしてきました。これは年間で17万5,000本以上、つまり1日480本、1時間に20本の木に相当します。
ラ・メール ブルーハート
ミッション:
ラ・メールは、今後何世代にもわたって海洋生息環境を保護することにコミットしています。
概要:
海は絶え間なく私たちを魅了し、インスピレーションと希望を与えてくれます。生命あふれる私たちのミューズに敬意を表し、ラ・メールは世界中の海洋保護プロジェクトを支援することに尽力しています。ラ・メールは、豊かな海を今後何世代も保っていけるようにすることを願い、ラ・メール ブルーハート オーシャンズ基金と啓蒙イニシアティブを通じて慈善活動を行うことで、海洋保護区域の保護を支援するというミッションを続けています。
毎年、世界中のラ・メールのチームメンバーが、地元の海岸やビーチを清掃するための取り組みを主導しています。私たち全員が持つ海とのつながりを保護するためのジャーニーにおいて、小さな行動でさえも大きなインパクトを与えることができるのです。
ラ・メール ブルーハートについて、さらに詳しくはこちらをご覧ください 。
エスティ ローダー カンパニーズ慈善事業財団(ELCCF)
エスティ ローダー カンパニーズの価値観と従業員の情熱を原動力とするELCCFのミッションは公平性を中核に据え、特に女性と少女にフォーカスして、多様なグローバルコミュニティの状態を改善することです。私たちは、女性の社会的進出および少女の教育、人種平等、私たちが暮らし、働き、原材料などの調達を行うコミュニティにフォーカスしており、 これらの柱と志を同じくする米国および世界中の団体に助成金を提供しています。